夏の食材のキーワードは潤す・冷ます・熱を発散するの3つ。3種類を組み合わせて暑さに負けない体を作りましょう。
また、脂肪と炭水化物の摂りすぎは体内に熱がこもる原因となります。いつもより控えめにするとよいでしょう。
潤す
体液は熱を吸収する緩衝材としての役割を果たしています。新鮮な水を常に飲める状態にしておくだけではなく、体を潤す食材を使って暑さに強い体を準備しましょう。
冷ます
特に暑い日や暑がりの子には体を冷ます作用のある食材を。ただし、主食として毎日使用すると胃腸を冷やしすぎてしまうので注意が必要です。潤す食材や、体を冷やしも温めもしない中間温度の食材と交互で使うようにしましょう。主食ではなく、付け合わせやおやつとして利用する場合は毎日使っても大丈夫。
中間温度の食材
- スズキ
- カツオ
- イワシ
- にんじん
- しいたけ
- きくらげ
- 大豆
- とうもろこし
- グリーンピース
- ひまわりの種
- あんず
- パイナップル
冷ます食材
- 馬肉
- ウサギ肉
- あさり
- はまぐり
- かに
- 海藻
- きゅうり
- トマト
- ゴーヤー
- ニガウリ
- たけのこ
- なす
- レタス
- セロリ
- ほうれん草
- ラディッシュ
- キビ(ミレット)
- 麦
- 豆腐
- バナナ
- キウイ
- 菊花
熱を発散させる
循環を促進して、熱を上手に逃すことも役立ちます。
気や血液の流れを促進
夏の薬膳レシピ
ビーフ & セサミ お手軽シーフードミックスごはん夏の食事の温度
温かい食事は健康の基本です。真夏でも冷たい食事ではなく、室温程度(20〜30℃)のぬるめでよいので温めた食事を与えましょう。
おやつ程度であれば、冷たいものもOK。フルーツやお肉、お刺身を凍らせたものを常備しておくと便利です。
参考 温かい食事の重要性冷たい食事は万病のもと!