朝晩の冷え込みを日に日に感じるようになってきましたね。
冬の冷たい外気にさらされると体表の筋肉や血管はギュッと収縮し、筋肉はこわばり、血行が阻害されます。冬になると局所的な痛みや関節のこわばりといった症状が現れやすくなるのはこのため。
血液の流れが滞ると、内臓も十分な血液や栄養、酸素を受け取ることができなくなり、臓器の機能が低下します。この季節は寒さが得意な子も苦手な子も、目に見えないところで少なからず影響を受けています。体を中から温め血行を促進する食材を取り入れて、体のすみずみまでケアしてあげましょう。
手作り食の場合は、体を冷やしやすいローフード(生もの)ばかり与えず、軽く調理した食事を中心にするのも冬を上手に乗り切るコツです。
また、血液の巡りをよくするには、血液の量を保つことも大切です。ないものを回すことはできません。特にペットフードを食べている現代っ子は血虚になりやすいため、血を補う食材と血の巡りをよくする食材の両方を活用しましょう。
猫ちゃんや高齢犬では、腎臓が影響を受けやすい季節です。腎臓を温めて腎臓の働きを助けてくれる食材を取り入れるようにしましょう。腎臓の若さを保ち、血を補う地黄が入った漢方薬の併用も効果的です。
おすすめの旬の食材
主食
- ラム肉
- 鶏肉
- ベニソン(鹿肉)
- カンガルー肉
- ターキー
- サーモン
- 腎臓肉(牛・ラム)
ハーブ
- シナモン
- フェネルシード
- にんにく
- ローズマリー
- ターメリック
- タイム
- オタネ(高麗)ニンジン
- フェヌグリーク
その他
- かぼちゃ
- さつまいも
- ラディッシュ
- キノア
- もち米
- 小麦胚芽
主食
- 鴨肉
- 豚肉
- 腎臓肉
- 鶏卵
- エビ
- 牡蠣
- タラ
その他
- アルファルファ
- 黒きくらげ
- 海藻
- 山芋
- 黒米
- 黒ごま
- 黒豆・小豆