獣医師による手作り食・自然療法ガイド

生食における食中毒・感染症予防ガイド

私たちの手作り食ガイドでは、生食を与える際に守ってほしい衛生面での注意点として次のポイントを挙げています。

  1. 必ずいったん冷凍する(最低でも3日間)
  2. 豚肉・ひき肉は生で与えない
  3. 魚は刺身用を利用し、内臓やエラは与えない
  4. 一般的な衛生対策を行う(新鮮なものを購入しすぐに冷所保存、手指・調理器具・食材をよく洗う、室温で解凍しないなど)

とてもシンプルなルールですが、実は膨大な量の科学データをもとに、食中毒や感染症のリスクを極力排除するよう論理的に考案されています。きちんと守っていれば、細菌や寄生虫による食あたり症状や感染を起こす心配は限りなくゼロに近くなります。実際に、診療や本サイトを通して出会うたくさんの飼い主さんも私たち自身も10年以上にわたり生食を与えていますが、愛犬や愛猫に食中毒を起こしたり、人への感染を起こしたりした経験はありません。一般の動物病院を受診される方や初心者の方からは生食後の食あたり症状が報告されることもありますから、これは運や偶然ではなく、守るべきことを守っているためといえるでしょう。

でも人の食中毒事件のニュースをみるたびに不安になってしまう気持ちもとてもよくわかります。今回は皆さんが安心して手作り食を続けられるよう、これらのルールが実際にどんな役に立っているのかを一緒に見ていきましょう。生食を食べている犬猫から人に感染する可能性のある病原体についても解説を行います。

生食で心配な感染症

細菌

生肉や生卵などを介して犬猫に食中毒を起こす可能性のある細菌には、サルモネラ、大腸菌、カンピロバクター 、クロストリジウム、エルシニアなどがあります。

これらの細菌はいわゆる悪玉菌として犬と猫の腸管に普段から存在してるため、食品が多少汚染されていても症状をまったく示さないこともよくあります(Ettinger 2017)。ただし、菌量、菌が産生する毒素の種類と量、犬猫の免疫状態によっては食中毒を起こすことがあるので注意してあげましょう(Stiver 2003;Fauth 2015;Giacometti 2017)。症状は、数時間から数日以内の嘔吐、軟便、下痢などの消化器症状として現れることが多く、重症度は一過性で自然治癒する軽度のものから、発熱や食欲不振、脱水を起こして抗生物質治療や入院を必要とするものまでさまざまです。

特に免疫力がまだ安定しておらず、ワクチン接種を受けたばかりの子犬や子猫、抗がん剤や免疫抑制剤を投与中の犬猫、免疫力が低下しやすい超高齢期、消化器系の疾患がある犬猫は、感染症を起こしやすいので気を付けてあげましょう。

生にする?加熱調理する?

細菌による食中毒は、一般的な衛生管理によって予防することができます。

対策
  • 人の食事用の新鮮な製品を購入し、購入後は室温で放置しない。
  • なま肉は表面をよく洗う。
  • ひき肉は生で与えない。
  • 生ものを取り扱う前後は、手や調理器具、流しをよく洗う。
  • 解凍は冷蔵庫で行う。
  • 食べ残しはすぐに片付ける。
参考 厚生労働省「食中毒予防の6つのポイント」イラストでわかりやすい!PDFをダウンロード

これらの細菌は主に家畜の消化管内や糞便中に常在しているため、と畜場での解体作業中に肉の表面に付着します。ネズミなどの害獣や人によってフードチェーンの施設・設備が汚染されることもあります。食肉は出荷前に洗浄や消毒が行われるため、残る菌の量はわずかで、低温が保たれていれば菌は増殖できません。でも、輸送、詰め替え、店舗での販売など流通のさまざまな段階や購入後に温度が上昇すると、このわずかに残った菌が増殖し、食中毒を起こす確率が高くなります。変色した製品の購入は避け、購入後はなるべく早く冷蔵庫に移しましょう。パックを開けたときにいつもと違う変な匂いがしたら、生食に使うのは避けます。

 

基本的に菌がいるのは肉汁や肉の表面ですから(Case 2011;Collins 2014)、流水で洗い流すことで少しでも菌を減らすようにします。洗うだけですべてを除去できるわけではありませんが、できるだけ減らすのが目標。細菌には増殖するとき毒素を作るものがあり、この毒素も一緒に減らすことができます。カットしたあとにさらに一手間をかけ、熱湯を注いで滅菌されている飼い主さんもいらっしゃいます。

 

ひき肉が生食に向いていないのは、加工中に菌が中まで混ざり込んでしまうためです。ひき肉を使う場合は、調理してあげましょう。

 

卵も新鮮なものを購入し、すぐに冷蔵庫で保存して菌が増殖するチャンスを減らしましょう。卵の場合は、ニワトリの体内で卵の殻ができる前に細菌が白身や黄身に入り込むことがあるため、卵の殻の表面だけに菌がいるわけではありません。

 

細菌は、冷凍しても殺すことができません。購入から準備までの衛生管理が一番大切です。これらの細菌は環境中にも存在しているため、自分自身が汚染源にならないよう、トイレや外出のあと、手作り食の準備をする前は必ず手をよく洗うようにしましょう。

腸管出血性大腸菌O157:H7は人に重篤な食中毒を起こす危険性があり、死亡事故も起きています。人では十分な注意が必要ですが、犬や猫には食中毒を起こさないことが示されています(Kusunoki 2004;Kataoka 2010; Ettinger 2017)。とはいっても、細菌の量が増えれば、何らかの症状を起こす可能性はあるので衛生管理には十分気を付けてあげましょう。

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これらの細菌は食肉や卵だけでなく、他の食品や環境中にも存在しているため、生食を食べていなくても、感染リスクをゼロにするのは不可能です。


寄生虫症

寄生虫は肉や魚の表面ではなく内部に隠れています。その多くは冷凍するだけで殺すことができますが、例外もあります。豚肉と生食用以外の魚介類の加熱をオススメしているのはこれが理由。人の食用としての検査を受けていない野生動物の肉にも気をつけましょう。

トキソプラズマ

トキソプラズマは食肉中にシストを形成する原虫で世界中に広く分布しています。猫が本来の宿主で、感染猫の多くは無症状ですが、糞便中にオーシスト(子嚢)を排泄することで環境を汚染します。免疫力が低下した犬や人は、汚染された食品や猫の糞便を介して感染。初期は発熱や元気不振などの症状がみられ、眼や中枢神経系に感染が及ぶことがあります。トキソプラズマは胎盤を介して胎児にも感染します。

対策
  • 食肉は必ずいったん冷凍する。トキソプラズマは家庭用冷凍庫の温度に近い-20˚Cで48時間(2日)または-10˚Cで72時間(3日)で死滅します(Dubey 1974;El-Nawawi 2008)。最低3日間は冷凍しましょう。
  • 生野菜や果物も感染源になります。流水でよく洗うようにしましょう。
  • 猫の糞中に排泄されたトキソプラズマは動物に感染できるようになるまで1日以上を要します。猫の糞はできるだけ早めに処理しましょう。

ちなみに、トキソプラズマとよく似ているネオスポラも冷凍で不活化することができます。ネオスポラは食肉ではなく、牧場の近くに住んでいる犬が感染牛の胎盤から感染したり、母犬から子犬へ感染することがほとんどです。

住肉胞子虫(サルコシスティス)

豚、牛、馬、羊、鹿など、さまざまな動物の筋肉にシストを形成し、肉を食べた犬猫に水下痢や嘔吐、腹痛を起こします。症状は摂取した量によりますが、無症状のこともあり、重症な場合は下痢による脱水で点滴治療が必要になることもあります。

対策
  • 食肉は必ずいったん冷凍する。サルコシスティスは家庭用冷凍庫の温度に近い-20˚Cで数時間から48時間以内に死滅し、毒素も一緒に不活化されます(Saleque 1990;原田 2013;Honda 2018)。内部まで凍る時間を考えて最低3日間は冷凍しましょう。

トリヒナ(旋毛虫症)

トリヒナは主に豚の腸管や筋肉に寄生する寄生虫で、特に輸入ポークに注意する必要があります。国内では、今のところ熊肉しか感染源として報告されていませんが、野生動物での循環が確認されているため、今後も注意していく必要があります。野生のイノシシ肉や熊肉が入手できる地域の方はこれらの肉にも注意しましょう。

対策
  • 豚肉は加熱調理する。60˚Cで1分間の加熱で死滅します。冷凍でもある程度減らすことは可能ですが、家庭用の冷凍庫では死滅するまでに3週間近くかかることと、凍耐性のあるものが知られているため、注意が必要です(OIE Trichinellosis食品安全委員会)。

単包条虫 ・テニア条虫

単包条虫は、主に羊、ヤギ、牛、馬などの肺や肝臓で確認される寄生虫で、日本国内では九州、西日本で非常にまれに確認される程度(国立感染症研究所 2001;神谷 2004)。しかし世界的に分布しているため輸入肉に気をつける必要があります(Guo 2011)。犬・猫で病気を起こすことはまれですが、糞中に排泄される卵で環境を汚染しないようコントロールすることが重要です。

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キタキツネで有名な多包条虫(エキノコックス)は食肉ではなく野ネズミから犬・キツネに伝播します。まれに豚や馬に感染することがありますが、感染性のある寄生虫に育つことはありません。

テニア属の条虫には、ネズミやウサギに寄生するものと、牛や羊、山羊などに寄生するものなど数種類があり、これらの動物の体内にシストを形成します。犬や猫はこれらの動物の肉や臓器を食べることで感染することがあります。初期症状はなく、消化管の中で育った寄生虫によって栄養障害や軟便を起こしたり、片節が便中に認められることがあります。

対策
  • 冷凍する。種類によってシストを不活化できる温度や時間が異なりますが(OIE 2018;Whitten 1971)、深部まで完全に凍るまでの時間を考えて、最低3日間は冷凍しましょう。
  • 生野菜や果物も感染源になります。流水でよく洗うようにしましょう。
  • 使用中のフィラリア予防薬にプラジカンテルが含まれている場合は、どちらも心配する必要はないでしょう。

魚介類の寄生虫

魚類、甲殻類、貝類に寄生する寄生虫はたくさんいます。特に犬猫に感染するものには、肝吸虫類、肺吸虫類、横川吸虫、東洋吸虫、広節裂頭条虫などがあります。これらの吸虫は加熱調理によって死滅しますが、冷凍ではなかなか死滅しないもの(Fan 1998)や冷凍の効果が証明されていないものがあるため、気をつける必要があります。

人で心配されているアニサキスやクドアは、犬や猫に食中毒を起こすことは非常にまれで、1〜2日の冷凍で失活します。

対策
  • 刺身用以外の魚介類を与える場合は、加熱調理しましょう。
  • 刺身用の魚を丸ごと購入して刺身にする場合は、ウロコをきちんと処理し、内臓やエラは与えないようにしましょう。

サーモン中毒病ともいわれ、北米西海岸を中心に発生している犬の感染症です。この地域のサケ科の魚(サケ類やマス類)にはサケ住血吸虫という寄生虫が寄生しており、その中にネオリケッチアという細菌が住んでいます。

 

犬がこれらの魚をなまで食べると、まず寄生虫が犬の腸管壁に食いつき、下痢などの消化器症状を起こします。さらにこの時にネオリケッチアが寄生虫から放出され、犬の血中に入り込んで増殖し、敗血症を起こします。魚を生で食べてから1週間ほどで明らかな症状を示し、治療を行わないと死にいたることもよくあります。

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この地域に住む方やこの地域原産の魚を与える場合は注意しましょう。寄生虫は冷凍で死滅します。

肝蛭(かんてつ)は牛や羊をはじめとし、人、馬、豚、山羊、鹿、犬など多くの哺乳類に寄生できる寄生虫です。肝臓で成長して卵を産み、卵は胆管を経て糞便中に排泄され、水田や小川などの水中で孵化。孵化した幼虫が成長するにはモノアラガイなどの貝に取り込まれなくてはなりません。セルカリアという段階まで成長したら貝を出て、再び水中に入り植物に付着してメタセルカリアになります。哺乳動物が肝蛭に感染するのはこの段階。セリ、クレソン、ミョウガなどの水辺の植物を食べたり、人では農作業を介して感染します。放牧場の近くや野生動物がいる水辺で採集した植物はよく洗うようにしましょう。

 

口から入ってきたメタセルカリアは消化管を突き破って肝臓に移動します。牛のレバ刺しを食べた人で感染が報告されたことがありましたが、レバーにこの段階の幼虫がいたということになります。現在では、牧場の衛生管理や駆虫薬の使用により家畜における肝蛭の検出率は全国平均でも0.06%と非常に低く(Okajima 2016)、検出された場合には食用にはなりません。ただし、管理されていない水辺に生息する野生動物には注意が必要でしょう。


ウイルス

ノロウイルス

他の腸管病原体よりもはるかに低い割合ですが、犬と猫でもノロウイルスが見つかっています(Soma 2015;Takano 2015)。集団生活をしている子犬や子猫に多く、他のウイルスや細菌との混合感染で消化器症状が出やすくなるようですが、犬同士・猫同士の接触を介して自然界で循環しており、食事とは関係がありません(Ntafis 2010;Martella 2011)。

一方で心配なのが人間のノロウイルス。犬猫と人間のノロウイルスには近縁のものがあるため、異種間で伝播する可能性があることが指摘されています(Martella 2011;Caddy 2015)。人がノロウイルスの食中毒症状を起こしている間、やはり消化器症状を起こした同居犬から人のノロウイルスが検出されたり、人よりも犬が先に感染したことが疑われるケースも報告されています(Humphrey TJ 1984;Summa 2012)。

ノロウイルスに感染した人間は数週間にわたって便中に大量のウイルスを排泄しますから、人同士だけでなく同居する犬や猫にも感染し、犬猫の便からまた人へと循環する可能性がないわけではありません。異種間でのノロウイルスの伝播はまだ解明されていない点が多く、人のウイルスは犬猫の体内では増殖できないようですが、実態が明らかになるまで注意が必要です。人のノロウイルスは主に魚貝類(特に二枚貝)や汚染された食品、水および環境を介して感染します。

対策
  • 刺身用以外の魚介類を与える場合は加熱調理しましょう。
  • ノロウイルスの感染が起こりやすい時期は手をよく洗うなど、自分にも犬猫にもうつさないよう気をつけましょう。

人では肝炎ウイルス(A型・E型)が食品から感染することが報告されていますが、犬や猫ではこれらの肝炎ウイルスが体内に入ってきても肝炎を起こすことは知られていません。

 

A型肝炎ウイルスは、人を含む霊長類の肝臓で増殖します。体外に排泄されたウイルスが水源を汚染し、貝類(主に二枚貝)にウイルスが大量に蓄積してこれを食べた人に肝炎を起こします。汚染された水を利用した農作物からの感染も報告されています(食品安全委員会)。

 

E型肝炎ウイルスは豚、猪、鹿などの肝臓で増殖し、これらの動物の糞で汚染された水源や感染動物の肉を介して人に肝炎を起こします。主に後進国や養豚大国で蔓延していた病気ですが、欧州などの先進国でも感染が広がりつつあります。日本を含め、猫や犬からE型肝炎ウイルスに対する抗体が数パーセントというごく低い頻度で検出されていますが、遺伝子は検出されていません(Mochizuki 2006;McElroy 2015;食品安全委員会)。これはどういうことかというと、何らかのルートで体内に入ってきたウイルスに対して犬猫の免疫系が反応して抗体を作り、ウイルスは増殖できずに排除される仕組みがあるということです。肝炎を起こす人間や宿主である豚、猪、鹿では抗体と遺伝子の両方が検出されています。

 

E型肝炎ウイルスについては、もう一つ面白い研究があります。欧州で人のE型肝炎(3型)が増えており、犬や猫などのペットを介して広がっているのではないかと憶測されるようになったことを受け、不特定多数のペットと接触する機会が多い獣医師の間でE型肝炎ウイルス抗体の検査が行われました(Mesquita 2014)。その結果、一般人の抗体保有率が13.3%だったのに対し、獣医師の抗体保有率は9.9%で、ペットによって人がE型肝炎ウイルスに感染するリスクが増えるわけではないことが明らかになりました。

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犬伝染性肝炎(アデノウイルス)は食事ではなく感染動物の糞尿や唾液を介して感染します。混合ワクチンで予防ができる病気です。

人への感染について

いつでも一緒

犬猫から人に伝播することが知られている病原体には、ノミ、マダニ、皮膚糸状菌、エキノコックス、バルトネラ、トキソプラズマ、回虫、パスツレラ、レプトスピラ、ジアルジア、重症熱性血小板減少症候群、ロタウイルスなど数十種類が知られています。

参考 厚生労働省「2018年動物由来感染症ハンドブック」PDFをダウンロードする

このうち、犬猫の生食に直接関連する特に重要な病原体はトキソプラズマですが、上述のとおり、生肉を冷凍保存するだけで死滅させることができます。

また、近年、生肉を使った非加熱のペットフード製品が増えていることを受け、各国の規制当局および関連学会が微生物検査を行っており、これらの製品からカンピロバクター 、エルシニア、サルモネラ、リステリア、大腸菌(O157を含む)、クロストリジウム、クリプトスポリジウム、ブルセラ等が2〜60%程度の割合で検出されています(Weese 2005;Strohmeyer 2006;Finley 2007;湯川 2016;Bojanić 2017;Fredriksson-Ahomaa 2017;van Dijik 2018;Jones 2019;Hellgren 2019)。 さらに、このようなペットフードを食べた犬猫では、サルモネラ、エルシニア、カンピロバクターが糞便に排泄される割合がドライフードを食べている犬猫よりも若干ですが高くなることが報告されています(Fredriksson-Ahomaa 2017)。

このことから、関連学会では生肉ベースの製品によって犬や猫が感染症を起こし、さらに犬猫の糞から人へ感染する可能性があると消費者に注意喚起を行い、非加熱ペットフードに対する規制の強化を呼びかけています。

これらのペットフード製品では人の食用として適さない飼料用の肉が使われていることがよくあり、衛生管理基準は製造会社によって異なりますから、基準が厳しくなることで品質がより高く安全な製品が増えるのは消費者にとっても喜ばしいことですね。

ただし、現在のところ、ペットの食事が原因で人に集団感染を起こしたことが報告されているのは、サルモネラで汚染されたドライフード、ペット用おやつ(豚耳)、食用ではない病死した家畜の肉だけです(Beasley 1967;Clark 2001;CDC 2005; CDC 2008; Behravesh 2010; CDC 2012; Li 2012; Imanishi 2014)。

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つまり生肉を使ったペットフードは理論上の危険性があるから気をつけよう、ってことなんですね。まるで本当に事件が起こったことがあるかのように吹聴している人がいたら注意しましょう。

アップデート
2019年5月、イギリスの猫6頭で牛結核菌の感染が報告されました(O’Halloran 2019)。全頭が室内飼育のため野外で感染した可能性は低く、唯一の共通点はNatural Instinct社の鹿生肉ベースのキャットフードを食べていたこと。この製品は現在欧州の食品安全局が調査中とのことです。牛型結核菌は日本では清浄化が進み、牛数十万頭あたり1件の割合で見つかる程度で陽性牛由来の肉は市場には出回らず、人への感染例もほとんどありませんが、検査を受けていない野生動物の生肉や人の食用に合格しなかった生肉を使った製品には注意する必要があるでしょう。

私たちのように自宅で人用の食材を使って手作りしている場合については実はほとんど研究報告がありません。鶏肉中心の手作り生食を与えている犬10頭でサルモネラが高率で検出されたことが報告されていますが(Joffe 2002)、まだ今ほど生食が定着していない昔の研究で各家庭の衛生管理についても不明です。やはり十数年前の別の報告では、生食を食べていた猫2頭でサルモネラによる敗血症が起きていますが(Stiver 2003)、いずれの猫も免疫力の低下が原因と考えられます。最近では、生肉を食べている犬と抗生物質の投与歴がある犬でサルモネラが検出されやすいという疫学研究がありますが(Reimschuessel 2017)、統計学的なデータのため、実際の因果関係を結論することはできません。生食を食べていた犬が下痢などの症状を示していたのか、どのような生肉を食べていたのかも不明なままです。全体的なサルモネラ検出率自体は非常に低く(犬2.5%・猫1%未満)、人への間接的な感染は報告されていません。

 

この数年はごく一部の悪玉菌だけでなく、腸内細菌叢全体の分子学的解析が行われるようになり、自然食によって腸内細菌が多様化することが報告されています(Sandri 2017;Schmidt 2018)。この分野の研究も今後の展開が面白そうです。

 

さて、実際の診療現場では、生食後の食あたりと思われる症状が飼い主さんから報告されることがあります。冷凍しなくてはいけないことを知らずに与えてしまったという初心者がほとんどで、手作り食の指導後は問題なく与えることができています。ただし、嘔吐、軟便、下痢といった症状は普通のペットフードを食べている犬猫でもよく認められるため、必ずしも食事だけが原因とは限りません。獣医師は広い視野で診断を行う必要があります。

現代では、人とペットの距離が近くなったことで、ヒトノロウイルスのように人の病原体が犬猫で見つかることも増えています。人から犬猫への感染にも気をつけてあげましょう。

幸いなことに、犬猫と人の間でうつる可能性のある感染症は、生食を与えていてもいなくても、ペットを飼う際の一般的な注意事項を守るだけで予防することができます。

免疫力が弱い乳幼児や高齢者闘病中の方妊婦さんがいる家庭では、特に気をつけるようにしましょう。犬猫に限らず、爬虫類、うさぎ、鳥類、げっ歯類などのペットを飼育している場合や家畜に触れる機会がある場合も注意が必要です。

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人の感染症はペットに関係ないことの方が多いことも忘れずに。

  • 愛犬や愛猫の健康診断を定期的に受け、病気にかかっていないか確認しましょう。感染症に対する抵抗力をつけるには栄養バランスに優れた食事やストレス対策も重要です。
  • 愛犬や愛猫とのスキンシップのあとは手をよく洗いましょう。特に調理前や食事前、免疫力の弱い乳幼児や高齢者は気をつける必要があります。
  • ペットの糞尿は放置せず、こまめに処理し、処理後は手をよく洗いましょう。妊婦さんが猫の糞便の処理をする際は、マスクや手袋をし、処理後は手をよく洗うようにしましょう。
  • 犬や猫に人間のトイレから水を飲ませてはいけません。
  • 散歩中に愛犬が他の動物の糞を舐めたり、池や水たまりの水を飲んだりしないよう気をつけましょう。愛犬の糞は必ず始末し、下痢をしているときは他の動物にうつさないよう散歩を控えます。
  • 犬や猫が野生のネズミや鳥、小動物を食べたりしないよう気をつけましょう。
  • 爪切り、ブラッシング、シャンプーなど、愛犬や愛猫の手入れを定期的に行い、ベッドやクッションも清潔を保ち、皮膚病にかからないよう気をつけてあげましょう。
  • ノミやマダニの季節は予防薬を投与するか、ノミ・マダニが体に付いていないか毎日チェックする習慣をつけましょう。
  • 消化管寄生虫の駆虫薬(フィラリア予防薬に配合されていることが多い)を投与していない場合は、定期的に検便を行いましょう。
  • 人用、動物用に関わらず、生の肉・魚を処理したあとは手指、調理器具、流しをよく洗いましょう。自分がトイレに行った後や外出後もきちんと手を洗います。自分が感染源になる可能性があることも忘れずに。
  • 蚊やダニ、ゴキブリ、ネズミなど、病気を媒介する害虫・害獣を寄せ付けないよう家の掃除を定期的に行いましょう。なんでも口に入れたりハイハイする乳幼児がいる場合は特に注意が必要です。ただし、無菌すぎるのも考えもの。乳児期に動物と一緒に育った子供はアレルギーになりにくいという新しい研究報告もあります(Hesselmar 2018)。
  • 万一、噛まれたりひっかかれたりした場合はすぐに傷口を洗い、消毒しましょう。

生食や手作り食のように賛成派と反対派がいるようなトピックでは、書き手が自分の主張を正しいと信じ込ませるために情報操作を行なっている可能性が常にあることを理解しておきましょう。

 

例えば、米国の「小動物臨床栄養学」という教科書には犬猫の食事管理に役立つ情報がたくさん掲載されていますが、ペットフード会社ヒルズの創立者が設立したマーク・モリス研究所が出版している本ですから、基本的には生食反対の立場で書かれています(Hands et al. 2010)。

 

食の安全性を取り扱った第11章を読むと、ある1本の論文を引用して「生肉と生骨ベースの市販フードを食べた犬の糞の30%からサルモネラ菌が検出された」と書かれており、生食の危険性を強調してます。確かに、このデータだけしか見ていないと「やっぱり生食だと糞便を介して人にサルモネラ感染を起こす可能性があるんだな」と思ってしまいますよね。

 

でも、そのすぐ数ページ先にあるサルモネラの概説を行なっている段落では、2本の文献を引用して「健康な犬の36%および健康な猫の17%ではサルモネラ菌が常在している」と記載されているのです。つまり、生食を食べていてもいなくても、サルモネラの検出率は同程度ということになりますね。なぜこれらのデータを並べて示さないのでしょうか?

 

さらに、過去に動物から人へサルモネラが感染した事例では市販のドライフードやペット用おやつ(豚耳)が原因だったことには触れられていません (Clark 2001;CDC 2005; CDC 2008)。

 

このように、書き方次第で読み手がもつ印象はガラリと変わります。かたよった情報に頼ることの危険性がわかるでしょうか。自分がどちら側の立場でも、このことを常に忘れないでいましょう。

  • 集団で消化器症状を起こしやすいレース用グレイハウンドが食べる生肉からサルモネラが高率(44.6%)に検出(Chengappa 1993)

1993年という非常に古いデータなのに、手作り食・生食反対派の研究者・獣医師たちの間でえんえんと引用が続けられている論文です。調査対象だった生肉は、食用に適さないレンダリング用の超低品質の肉。これを理由に家庭での手作り食まで反対するのは、実際の論文を読んでいない証拠で、レベルが低すぎて議論になりません。

  • 特殊な状況での感染

農家で自家処理した生肉を食べている犬でカンピロバクター の検出率が高くなる(Bojanić 2019)、野生動物を捕獲する猟犬の糞からウェステルマン肺吸虫の卵が検出された(Irie 2017)といったかなり特殊な状況での生肉食による感染も報告されています。当てはまる人は気をつけましょう。

それでも心配な方は・・・

人の食用として販売されている食肉は、家畜がまだ生きている時からお肉として店舗に並べられるまで、病原体による汚染が最小限になるよう微生物に関する成分規格や加工基準、保存の基準が設けられさまざまな検査が行われています。例えば、食肉処理場では検査員が家畜を一頭一頭目で確認して異常がないか調べ、必要に応じて病理検査を行い、合格基準に達しないものは食用にはなりません。

生食を与える際の4つの注意点は、そういった検査や衛生基準をすり抜けた場合のセーフガードとしても働きます。

  1. 必ずいったん冷凍する(最低でも3日間)
  2. 豚肉・ひき肉は生で与えない
  3. 魚は刺身用を利用し、内臓やエラは与えない
  4. 一般的な衛生対策を行う(新鮮なものを購入しすぐに冷所保存、手指・調理器具・食材をよく洗う、室温で解凍しないなど)

それでも心配な方は、無理してローフードを与える必要はまったくありません。不安を抱えているとどうしてもネガティブな面ばかりが気になってしまい、せっかくの手作り食を楽しむことができませんよね。調理しすぎなければ加熱食でも十分に健康効果が感じられるので無理をしないようにしましょう。

また、一部の疾患では生食を控えた方がいい場合もあります。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

生にする?加熱調理する?

よくある質問

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いいえ!衛生管理に気をつけていないと犬や猫でも食あたりを起こします。

生食の安心材料として犬猫は「唾液や胃酸が強力」で「消化管が短い」点が挙げられていることがあります。確かに、肉食動物は雑食動物や草食動物と比べて腸が短く、空腹時の人と犬の胃内 pH は同程度(pH 1.0〜1.5)ですが、食後の胃酸分泌量は犬の方が多いようです(Dressman 1986)。でも、実際には犬も猫も細菌で汚染されたペットフードや食物で感染を起こすことが報告されています。摂取した病原体の種類や量、犬猫のストレス状態や免疫力にも左右されるため、過信しすぎないようにしましょう。

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今回の記事はそういった方のために作成しました。

嘔吐や軟便、下痢でが続くので病院に連れて行ったのに、検査もせずに生食のせいにされて困っている、生食のせいにされるのが怖くて病院に連れていけないという方からよくお問い合わせをいただきます。

中には、膵炎や肝炎だったのに、長く気づいてもらえず病気が悪化してしまったケースもあります。

手作り食に理解のある病院を見つけることがベストですが、適切な検査と診断をしてもらえなくて困っている場合は、この記事をかかりつけの獣医さんに見せてください。生食を与える際の4つの注意点を守っていれば、生食で食中毒や感染を起こさせることは逆に非常に難しいことがわかってもらえるでしょう。獣医師本人が科学的かつ客観的な判断ができるよう、文献リストも最後尾に掲載しています。

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カビたものを与えたり、ゴミをあさらない限り大丈夫です。

ペットフードではカビ毒(マイコトキシン)による中毒事故や自主回収が時々みかけられます。原材料(主に穀類)にもともとついていたカビが保管中に増殖したり、最終製品の貯蔵中や開封後にカビが増殖したケースがほとんどです。

手作り食では、よほどうっかりしていない限りカビの生えた食材を与えることはありません。自分が食べないようなカビたものを愛犬や愛猫に与えることはありませんよね。しいていえば、ナッツ類(特にピーナッツ)やオリーブはカビが生えやすいので、冷暗所に保存するようにしましょう。

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はい。それは人の場合ですね。

加熱調理することを前提にした人の食事では「肉は洗わずにパッケージから出してそのまま調理して食べる」のが推奨されています。これは、肉を洗うことで雑菌が飛び散り、流し台や他の食材を汚染する可能性があるためです。

しかし、生で食べる野菜や果物は流水でよく洗うことが推奨されています。同じ細菌や寄生虫がついている可能性があるのにちょっと変ですね。

生食を与える場合は加熱殺菌できませんから、表面についている雑菌をなるべく落としてあげましょう。さらに食肉には消毒剤が使用されており、少量の消毒剤が肉表面に残留することで雑菌の増殖を抑えています。水洗や中和処理によって一定量以下に抑えられており、毒性の低いものが使われていますが、こういった化学物質を洗い流すこともできます。

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安全とはいいきれません

非加熱や低温加工のペットフードやおやつが増えていますが、ドライフードや缶詰フードと同じように、リコール(自主回収)事例が国内外で報告されています。

例えば、サルモネラだけをみても、日本国内で販売されている犬用非加熱フード46品のうち7品からサルモネラが検出されており、フリーズドライ製品からは検出されていません(湯川 2016)。

ペットフードは自分で衛生管理を行うことができませんし、人の食用として十分な衛生管理と検査が行われた食肉ではなく、基準のゆるい動物用の原料が使われていることがあります。製造会社がどのような原料基準や衛生管理、微生物検査を設定しているかを確認する必要があります。

衛生規則に従った方法でと畜処理が行われ、人の食用として検査に合格したものなら他の食肉と同じように与えることができます。

個人で捕獲したものや犬猫用として販売されているものなどについては、どのような処理や検査を行っているのか入手先に確認してください。確認できない場合は、加熱するのがおすすめです。

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気をつけましょう。

未殺菌の生乳や生チーズからは牛結核菌、クリプトスポリジウム、トキソプラズマ、リステリア、リケッチアなどが見つかることがあります。安全が確認されているものを利用しましょう。

また、感染症とは異なりますが、成長期をすぎた犬や猫は乳糖をうまく消化できないため嘔吐や軟便を起こすことがあります。

この記事は犬と猫を対象にしています。人と犬猫の食品媒介性感染症には共通するものもありますが、人間にしか病気を起こさないものもあります。詳しくは人のローフードの専門家か医療関係者にお尋ねください。

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