ヨウ素は代謝を司る甲状腺に重要な役割を果たしている栄養素ですが、猫ではヨウ素の給与量を一定に維持することが推奨されます。ヨウ素の濃度の変動は、猫の甲状腺機能亢進症を引き起こす原因の一つとして疑われているためです。
一方、犬ではヨウ素不足が問題になることが多くなっています。食事中のヨウ素の量が足りないと、甲状腺ホルモンを作ることができなくなり、甲状腺機能低下症を起こします。
ヨウ素は、昆布などの海藻に多く含まれています。
対策
- 自分の犬猫に必要なヨウ素の量を知る
- 毎年の健康診断の際に甲状腺ホルモンの濃度を調べる