生食ではなく、加熱調理した手作り食や加工品を与えている犬猫に多いのがチアミン(ビタミンB1)の不足。特に猫では犬の4倍の量のチアミンが必要です。手作り食に切り替えてから数日~数週間と割と早い時期に症状が現れます。チアミンはさまざまな食品に含まれていますが、加熱や食品添加物の亜硫酸塩などによって壊れてしまうのが原因。また、魚の内臓にはチアミンを分解してしまう酵素が多く含まれているものがあります。
豆知識
亜硫酸塩はハムやソーセージなどの加工食品に漂白剤や酸化防止剤として使用されている化学物質で、亜硫酸Na、二酸化硫黄、亜硫酸塩類などさまざまな名前で表示されています。
- 食糞
- 行動異常
- 食欲不振
- 体重低下
- 運動失調
- 神経炎
- 心拍の異常
- 首が下に曲がったままになる(猫)
- 魚の内臓は与えない
- チアミンが豊富な食べ物やビタミンサプリで補う
内臓肉 酵母フレーク 米ぬか 小麦胚芽 豚肉・・・など