コリンは、細胞膜のホスファチジルコリン、神経伝達物質アセチルコリン、血小板活性化因子PAF、神経軸索のスフィンゴミエリンの構成成分として、脂質の輸送、神経系の機能、血液凝固などに関与。また、肝臓におけるカルニチンの取り込みにも必要とされます。
主に肝臓で十分な量が合成されるため、成犬・成猫では不足することはほとんどありません。子犬・子猫の方が必要量が多いため、手作り食を上げている場合は気をつける必要があります。欠乏により発育不良、肝脂肪変性、腎臓障害、胸腺萎縮、血液凝固異常などが報告されています。
一般的な機能と役割
どんなときに与えればいいの?
- 成長期の犬猫
- 脂肪肝
与える量の目安
コリンを含む食品
卵黄・レシチン・内臓肉・脂肪
レシチンの与えすぎは、軟便、貧血などを起こすことがあるので気を付けましょう。